2007年9月18日火曜日

自分のもの、自分のお金

「あぁ、この野菜150円かあっちのスーパーのほうが50円安いな、この人のセミナーは30万、アメリカまでの渡航費は20万、家賃が3万で、あそこでみたリコーのデジカメは6万と。」そんなことを思っていて、今日色々な方が言っていたことが頭に浮かんだ。

よく考えてみれば、自分のお金というのは実はまったくなくて、すべて人様のお金がたまたま自分の手元にあるだけ。服や家、パソコン、冷蔵庫、はたまた時計、宝石など物だってすべてそう。たまたま人様の物が今自分の手元にあるだけ。

確か映画「ウォール街」でもゴードン・ゲッコー役のマイケル・ダグラスが同じような事をいっていたような気がする。
物やお金はすべては流れの中にあり、境界なんてものはまったくない。流れをの近くにたまたまいる人と、流れから遠ざかったところにぼつんとたたずんでいる人。常に自ら流れを作り出そうとしている人。すべての流れを必死に自分のほうに招きいれようとし、余計遠ざけている人。流れに身を任せている人。流れを大きく作ろうとしている人。
所有とは幻だ。

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