中国の四知という言葉を教わった。
中国後漢末期、高官の楊震という人の言葉で
「天知る。地知る。我知る。人知る。たれもしらないとどうして謂えるのか」
これが四知の意味だそうだ。
この言葉を聞いて、我が知るという項目が心にガツンときた。
天、地が知るというのは曖昧でいまいちイメージできないが、
我が知るというのは、本当にそのとおりだ。自分は絶対にそのことを知る。
日常では「今は誰もみていないからとか、誰にも知られないから」
となりがちだが、手抜きをしたり、妥協をしたり、悪いことをすると
絶対に自分は知ることになる。
それが重なっていくと、自分への信頼が揺らいでいってしまい一番よくない。
人生で一番時間をともにするのは自分自身とだ。
自分へ対する信頼が揺らいでしまったら人生おしまいだ。
誰が見ているからじゃない、自分が見ているのだからどんなときでも
手抜きや、わがままなどをしないようにしよう。
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