2007年11月20日火曜日

ドトールの基本理念

前回のカンブリア宮殿、ドトールの鳥羽名誉会長。
私はコーヒーは飲まないが、ドトールはリーズナブルでパンがおいしいので好きだ。

鳥羽名誉会長のすごいのが基本理念の追求。

鳥羽さんは、19歳のときにある喫茶店の店長を任され、
そのとき、鳥羽さんは喫茶店の存在意義を大真面目に考えた。
この段階ですでに大真面目に喫茶店の存在意義を考えているところから違う。

そして行き着いた喫茶店の存在意義、
「喫茶店とは一杯のコーヒーで安らぎと活力を提供する場所」

この答えを見つけた後、鳥羽さんは、愚直にこの理念の追求に50年を投じた。
ドトールのコーヒーの焙煎工場常も改造改造を繰り返し、
ようやくこれでよいというところまで改良するのに38年。
自らの店のコーヒーの味が納得いかないと、工場までアクセルベタ踏みでぶっぱなし、
直接工場まで飛んでいったという。
死んでしまう、死んでしまうと思いながらも、
早くこの思いを伝えねばという思いのほうが強く、
アクセルを離せなかったというのだからものすごい。

理念をそこまで徹底して長年追求するから、
お客様に納得され、現在ダントツ日本一のコーヒー販売数ということか。
理念とはここまで徹底してこそ理念なのだ。

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