2007年11月18日日曜日

陸軍士官学校の教育は!

ある方にいただいた本。
アサヒビール飲料会長を経て、アサヒビール顧問の中條さんの
「おじいちゃん戦争のことを教えて」
以下その中の一部抜粋

陸軍士官学校では、歴史教育を主とした人格陶冶が重んじられた。
印象に残っていることでは、「慎独」という徳目を徹底的に叩き込まれる。
人間はだれにも見られていないと、とかく放縦になりがちなものだ。
厳しく鍛えられればなおさら、人目のないところでは息を抜き、勝手気ままにしたくなる。
だが、人目がないところでこそ、人間の真価は問われる。
だれも見ていない便所のなかのようなところでこそ、身を慎まなければならない。

戦争を乗り越えた人、戦争を経験した人が後に事業でも成功しているのは、
様々な要因があるのだろうが、こういった陸軍士官学校時代の学びに負うところも
大きいのかもしれない。
軍隊教育とは不合理なものというイメージをもっていたけれど、
なんとしっかりしているんだろう。

自分自身について言えば学校での勉強で、人格陶冶の授業など受けた記憶がまったくない。
道徳という授業もあったけれど、いったい何をやっていたんだろう?

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